圃場別原料での酒造りで地域活性化!
海に近い圃場産米使用でミネラル感がプラス!
当店があります長岡市より車で約40分に位置する柏崎市に蔵を構える、阿部酒造さん。
柏崎の名山、米山より湧き出る水と、地元で収穫される酒米を使用して造られるこだわりの蔵元。
製造技術や設備を着実にレベルアップし、また優秀な蔵人も増え、いま日本で勢いのある若手蔵として知られてきています!
こちらは、圃場別の原料を用いて酒造りを行い、土地ごとの色を表現することで地元地域を活性化しよう、というプロジェクト酒です。
柏崎を含む柏崎刈羽地域は、海沿いから里、山沿いと景色がさまざまで、田んぼのある景色も場所によって全く異なります。
このかけがえのない景色を守るために酒蔵としてできること、それこそが農業であり、地元のお米をたくさん買って酒に変換していくこと
それを続けることで、地元農家さんも米造りを続けられ、景色も守ることもできる。
それをなんとか酒で伝えることは出来ないか、と考え取り組んだのがこの「圃場別プロジェクト」です。
シリーズに共通する基本コンセプトは下記の通り
■原料米:柏崎産「越淡麗」
■精米歩合:80%
■酒母:酵母無添加きもと仕込み
これらの共通条件で、圃場ごとの特色を違いを味わいに表現します!
この「上輪新田」は、柏崎市の海側に位置する海にとても近い圃場です。
ここでの米作りは、日本海からの潮風による塩害や倒伏との闘い。それゆえ、圃場には他地域よりもミネラル分が多く含まれているのが特徴。
そこで農業を営む若きファーマー、上杉氏。
「海の街柏崎を象徴するこの田んぼを守ること」、同じ生産者として阿部氏と上杉氏は意気投合!
ここに「上輪新田」の礎が完成されました。
海に近いミネラルたっぷりの圃場のおかげでお米の栄養価が高いためか、酵母の食いつきがめちゃ良くて、
裕太氏曰く「しっかりと淡麗で、刺身に合いそうな酒です!」
青リンゴ系の爽やかな香りながら、酸の演出もありスッキリドライ酸を演出!
「あべ」や「★」シリーズとは全くベクトルが違う酒質で、同じ蔵でもこんなに味わいが変わるものか!?
と思わず唸っちゃいました(笑)
だからこそ他シリーズの個性も光るわけで、改めて阿部酒造の懐の深さを痛感した次第です…!
こちらの商品の売上げの一部は上輪新田地域の圃場を整備するために寄付されます。
皆さまの一杯が、明日の上輪新田地域をつくります。みんなで盛り上げていきましょう!
原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 | 柏崎市上輪新田産 越淡麗 |
精米歩合 | 80% |
日本酒度 | (非公開) |
酸度 | (非公開) |
酒母 | きもと仕込み |
度数 | 14度(原酒) |
蔵元 | 阿部酒造 (新潟県) |