圃場別の酒造りを行い地元を活性化！
2年振りに登場！柏崎の「里」地域「赤田」ver.！

当店があります長岡市より車で約40分に位置する柏崎市に蔵を構える、阿部酒造さん。
柏崎の名山、米山より湧き出る水と、地元で収穫される酒米を使用して造られるこだわりの蔵元。
お世辞にも大きいとは言えない年間石数、また設備も必要最低限のものしかなく、手作業の仕込みを行っている。

柏崎を含む柏崎刈羽地域は、海沿いから里、山沿いと景色がさまざまで、田んぼのある景色も場所によって全く異なります。
このかけがえのない景色を守るために酒蔵としてできること、それこそが農業であり、地元のお米をたくさん買って酒に変換していくこと
それを続けることで、地元農家さんも米造りを続けられ、景色も守ることもできる。
それをなんとか酒で伝えることは出来ないか、と考え取り組んだのがこの「圃場別プロジェクト」です。

この「赤田」は、柏崎のお隣、刈羽村の山側に位置する“里”地域。
そこで農業を営む裕太氏と同年代の若きファーマー、水品氏。
バイク好きで、高校卒業後は整備士として活躍していたが、地元集落の農協離れの深刻さを目の当たりにし、
米作り歴10年余り。そして阿部酒造とお付き合いをし始めて4年余り。
裕太氏と同年代ということもあり、柏崎・刈羽地域の人口流出、農業従事者不足に対して、僕たちに何かできることはないのか
協議をし続けた結果、ついにこの赤田地域単独での仕込みを行うことができました！

原料米は、阿部酒造でも原料米としてよく用いられている酒米「越淡麗」。
実はこの「赤田」、実に2年振りのリリースとなります！
というのも、昨年の2021ビンテージは収穫時に農家さんの痛恨のミスにより酒米の中にもち米が混ざってしまったそう…。
もち米は粘りが強いため、酒造りにはもちろん精米の段階から影響大のため、泣く泣く引き取りを断念することに…。
そんな悔しい想いで1年間を過ごし、満を持してリリースすることができました！

今回の赤田産米も前回の上輪新田産米と同様、酵母の食いつきがとても良かったとのことで、
こちらもしっかりドライな仕上がりとなりました。
それでも、阿部酒造らしい旨酸ジューシーさは顕在で、そこにシャキッとしたミネラル感がプラス！
従来の「あべシリーズ」とはまた違った「酸」が楽しめます！
同じ酒米でも圃場が違うだけで、こんなにも味わいが変わってしまうものなのか、と思わず唸っちゃいました(笑)
そりゃあ、蔵在庫も一瞬にして無くなっちゃうわけだ…汗。

こちらの商品の売上げの一部は赤田地域の圃場を整備するために寄付されます。
皆さまの一杯が、明日の赤田地域をつくります。みんなで盛り上げていきましょう！

原材料	米(国産)・米麹(国産米)
原料米	柏崎市赤田産 越淡麗
精米歩合	---
日本酒度	---
酸度	---
度数	16度(原酒)
蔵元	阿部酒造 (新潟県)