大山の大いなる営みを表現する総合力のある酒!!
ふとした会話から知った知り、気になり、気がついたら飲んでいて、すっかり虜になっていた。
ナチュラルとはこのような酒のことを言うのだろう... 素晴らしく旨い。
無鑑査米を使用しているとのことで、カテゴリーは普通酒扱いになるのだという。
まぁ、普通酒だろうが、そんなの関係ない、酒税法上の話なだけで。
この芽衣、しっかりとした酸がお出迎え、太いという感じではなく、細めの酸が束になっているような印象。
自然体な美味しさ、R1BY からのお付き合いですが、どれもナチュラルで透明感がある。
仕込みのときは、蔵の戸を全開にするらしい、自然の恵みである山からの風を蔵へ吹き込み、
その土地の歴史までも味に染み込ませるのである。こんな蔵、あるだろうか、だから唯一無二の味が完成する。
さて、お燗である。
なんともまぁー、米の味わいが酸味と混ざり合い、クラシックなジューシータイプへ。これうっま。
芽衣を飲むと、いつもお腹がすく。食を誘う酒。そして心がザワッとする酒である。
心健やかに、ゆったりと飲みたい、そんな銘酒です、是非お試しくださいませ。

原料米 | 鳥取旭(無農薬無施肥) |
精米歩合 | 81% |
日本酒度 | +8 |
酸度 | 2.4 |
度数 | 15度 |
蔵元 | 久米桜酒造 (鳥取県) |