伝統製法による新しい七本鎗の味わいを求めて
天然の乳酸菌の働きを利用し、もと摺りという作業を行う伝統的な製法「きもと造り」。
より蔵の個性のでるその製法は明治時代まで主流でしたが、今ではごく一部でしか行われないようになりました。
冨田酒造においてもいつまできもと造りをしていたか詳しい使用は残っておらず、
かなり長い間途切れていたと思われます。
伝統製法による七本鎗らしい味わいを求め、H29BYより生もと造りを復活。
さらには、こちらも長年受け継がれてきた伝統技術「木桶」による仕込みを再現!
このように、長年受け継がれてきたものの価値を改めて見出し、想いを乗せて次世代へと巡らせて行きたい。
そのような想いを込め、木桶仕込み酒「木ノ環(わ)」が誕生しました。
きもとならではのコクある旨味に、木桶によるほのかな木のニュアンスが合わさり味わいに凝縮感がプラス!
独特の味幅やコクを持ちながらも酸もしっかりでキレよく、どこか凛とした新たな味わいに仕上がりました。
弊社直営店でも、絶大な人気。クラシックスタイルながらモダンの雰囲気も感じられ、ジューシーで果実感ある甘みが最高。
今までの七本鎗とは異なる味わいに感じます、正直ブラインドで飲んだとき、七本鎗のイメージがわかなかった。
味はモダンなテイストで果実味パンパン、でも仕込みはクラシックスタイルな伝統的、面白いです。
あまりに美味しくて、慌てて蔵に追加発注しました。みんな絶対好きですよ!!

原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 | 滋賀県産 玉栄 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +1.5 |
酸度 | 1.8 |
度数 | 15度 |
蔵元 | 冨田酒造 (滋賀県) |