京都府産酒米「祝」を使用した山廃仕込みの辛口原酒！

1754年（宝暦4年）創業。京都府与謝郡伊根町に向井酒造「京の春」はあります。
交通網が未発達の頃は、酒蔵のそばの船着き場から、宮津まで船で酒を運んでいたそうですが、
伊根町で有名な舟屋を仕込み蔵として使用したことから、現在では日本で海から一番近い蔵として有名です。
古代米で仕込んだ「伊根満開」など、バリエーションも豊富。
女性杜氏の向井久仁子さんと、弟であり社長の向井崇仁さんの二人三脚で京都の日本酒を盛り上げています。
暖かく気持ちの良い蔵元さんです！
この度ご縁がありまして、当店でもお取扱いがスタートです！

こちらは、京の春の山廃仕込みの辛口原酒です。
京都限定の酒造用原料米「祝」を使用して造られました。
低タンパク質で酒造適正が非常に高い酒米ですが、稲の背が高く倒れやすいなどの理由から一度は姿を消してしまいますが、
地元酒造組合等の働きかけにより見事復活！現在では主に吟醸酒向きの良質品種として重宝されています。

ラベルに描かれているように、何もかざらずに堂々と、そのままに、日本海を相手に生きる伊根の漁師のような、
旨味たっぷり濃厚で男らしい酒！飲み応えのある辛口原酒です！
アルコール度数がちょっと高めなので、ほんのちょこっと水を加えてお燗してみて下さい(加水燗)。
ただ飲みやすくなるだけでなく、包み込まれるような米の旨味が実になめらかに伸びてくるのがわかります！
そして濃厚な旨味はスッとキリッとキレていき、やわらか～いほのかな甘みを伴った余韻につつまれる…。
味わいのしっかりとしたお食事にもバッチリ合わせられますね！
個人的には加水燗にして、ブリの照り焼きとか、鰆の西京焼きとか合わせたい…、あぁ、食べたい…。
こちらも定番純米酒と同様、定番晩酌酒として1本常備しておくと大活躍してくれます！間違いない！

向井姉弟が真心を込めて造り上げた人情味あふれるお酒「京の春」、ぜひ応援してくださいね♪

原材料	米(国産)・米麹(国産米)
原料米	京都府産 祝
精米歩合	65%
日本酒度	---
酸度	---
度数	17度
蔵元	向井酒造 (京都府)