天青の定番特別本醸造!晩酌酒として愛されてます
「天青」とは、中国の五代後周の皇帝が、理想の青磁の色を表現した「雨過天青雲破処」という言葉から取りました。
その幻の青磁のような突き抜けるような涼やかさと潤いに満ちた味わいを目指して造られているのが天青です。
こちらは、天青ブランドのベースとなる特別本醸造です。
一般の家庭では晩酌酒として愛され、飲食店様からも、お店の定番酒とした位置づけで愛されている一本。
五百万石を使用していて、更にしっかりと発酵を行っており、スッキリとした中にも優しい味わいがあります。
初めて飲んだときは、新潟県産酒にも似てるところがあり、五十嵐杜氏にも色々と聞いてみたら、
やはり絞って火入れ殺菌を行ったあと、半年くらいは蔵で寝かせるようです。
そうすることによって、酒質は落ち着き安定します。
決して派手ではありませんが、落ち着いた味わいは飲む手が止まらなくなるタイプ。
ぬる燗なんてもう悶絶です、新潟県産酒よりも旨味が乗ってるので、ふっくらスッキリなタイプとなります。
その昔、阿部酒造の阿部裕太氏も天青で酒造りを勉強してました。
この風露はトレンドである純米系ではなく、アルコール添加酒です。
そして長い月日が流れて、阿部酒造でもアルコール添加酒(阿部酒造では柱焼酎仕込み)を造ってます。
阿部裕太氏も言ってました、、、「アルコール添加は技術です」と。
この意味はとても深いんです。この風露を飲むと、その答えが見えてくるかも?
コスパもよい風露、是非お試しください。

原料米 | 五百万石 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +3.5 |
酸度 | 1.5 |
度数 | 15度 |
蔵元 | 熊澤酒造 (神奈川県) |