夏も近づく~♪清涼感ある加水生酒!
ユネスコエコパークにも認定されている自然豊かな三重県大台町にあります元坂酒造は、江戸時代末期に造り酒屋として創業を開始。
主に三重県産米を原料として醸される代表銘柄「酒屋八兵衛」は、「完全発酵型」の醪により米の旨味を引き出した、
複雑味がありながらもキレの良い酒質が特徴です。
「グラス一杯の驚きよりも一晩の安らぎ」をコンセプトに、日常に寄り添い、飲み飽きしない晩酌酒を目指し、
自然の恵みに感謝しながら妥協のない酒造りを行っています。
R1BYより、七代目の元坂新平と、弟である彰太が酒造りの指揮を担う体制となりました!
これまでの酒屋八兵衛…、そしてこれからの酒屋八兵衛について、先代が育んできた銘柄を大切に受け継ぎ、
自分たちのものにして繋ぐために、心身共の変革を目指します!
まずは、題字およびラベルデザインの刷新から!今後も酒屋八兵衛の応援を宜しくお願い致します。
「八十八夜」とは、立春から数えて八十八日目の夜のこと。
このころになると霜が降りなくなり種まき後の例外を受けなくなる事から、農事歴のうえで大切な目安とされてきました。
「八十八夜」と銘打ったこちらのお酒はいわゆる「夏酒」に準ずるものですが、「この時期の旬味を大切にしたい」との蔵元の想いから
山菜や川魚などの初夏の食材に合わせた酒質設計にて酒造りを行ったとのこと。
香り穏やかでふわっと丸い旨味をほのかに感じますが、全体としてはピリッと渋苦のアクセントの効いたキリッとドライテイスト!
一口目はこの渋苦が全面に感じられますが、二口、三口目と盃を重ねていく毎にだんだんと旨味をしっかりと感じるようになってきて、
不思議と盃を重ねてしまいます。この苦渋、とっても良いアクセント!
試飲しながら、脳内には自然と「鮎の塩焼き」のイメージが…(笑)あー、これ間違いないやつですね!
生酒なので保存は冷蔵ですが、飲むときは常温近くまで温度をあげてから飲んでみて下さい!
原料米 | 麹:山田錦、掛:五百万石 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.9 |
度数 | 15.6度 |
蔵元 | 元坂酒造 (三重県) |