「酸っぱニスト」も思わず唸る骨太の旨酸っぱさ!
福羅酒造は、初代 為次郎(ためじろう)自家醸造から始まる。
大正に入り現在地へ。品質の向上と旨い酒を目指して、
造りも地杜氏から出雲杜氏による造りへ移行していく。設立当初は有限会社福羅酒造場ではじまり現代に至る。
「福羅」の「福」の文字は縁起が良いということで、昭和初期ごろまで、「福泉(フクイズミ)」、
「福牡丹(フクボタン)」の銘柄でも販売。
地名の東郷(現湯梨浜町)に因み、銘柄を「東郷」を命名し、後に「山陰東郷」と改名。
地元に愛される酒造りを基本として、「山陰 東郷」の銘酒を数々生み出している。
平成19年酒造年度より自家醸造の道を選び、出雲杜氏の流れを継承しつつ、品質本位の 酒造りに取り組むこととなる。
特定名称酒には、隣町の三朝町産の若き篤農家と契約栽培で作っている山田錦、
町内の契約農家で栽培している酒造好適米の玉栄(たまさかえ)を主に使用しています。
水のきれいなここ山陰ならではの米は、酒造りにひときわ輝きをもたらしてくれます。
まるで「オトナのポカリスウェット」として衝撃を与えた青ラベルの原酒バージョン!
加水バージョンはアルコール度数14%でしたが、こちらは18%!
加水バージョンでも砂糖を添えたグレープフルーツのようなテイストでしたが、こちらはさらにパンチ効いてます!
何というか、しっかり熟したコクある甘旨味が骨太の酸味の隙間からどんどん溢れ出てくる感じ!
(伝わるかな…?汗)
そして原酒のパワフルさもどっしり感じて飲み応えも十二分!いや、十五分!!
もちろん熱めのお燗も間違いない!酸味を追い抜いて旨味がグーンと伸びてきます。
じんわ~~りと身体に浸透していくのがとっても心地よいですね。
アルコール度数高いので、気になる方はほんのちょっとだけ加水してみると劇的に飲みやすくなります。
福井の某変態蔵元のお酒が好きな「酸っぱニスト」の方も思わず唸ってしまう仕上がりです。
こちらも加水バージョンと同様にきっとハマる人多いと思いますよ~!?

原料米 | 鳥取県産 玉栄 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
度数 | 18度(原酒) |
蔵元 | 福羅酒造 (鳥取県) |