きもと仕込み×無農薬米!伝統製法によるより自然な味わいを求めて!
無農薬の酒米作りは地元の篤農家「家倉敬和」氏との出会いにより、2010年6月に玉栄の田植えに至りました。
「無有(むう)」とは、農薬を(無)くす事により、農家と酒蔵双方の想いの(有)る、新たな価値あるモノの意。
伝統製法による七本鎗らしい味わいを求めて 天然の乳酸菌の働きを利用し、もと摺りという作業を行う伝統的な製法「きもと造り」。
より蔵の個性のでるその製法は明治時代まで主流でしたが、今ではごく一部でしか行われないようになりました。
冨田酒造においてもいつまできもと造りをしていたか詳しい使用は残っておらず、
かなり長い間途切れていたと思われます。
伝統製法による七本鎗らしい味わいを求め、H29BYよりきもと造りを復活。
より自然で伝統的な仕込みの面白さを感じ、H30BYでは無農薬米の酒「無有」の酒米を用いてきもと造りに挑戦!
既存の無有独特の味幅やコクを持ちながらも、きもとらしい乳酸のしっかりとした、どこか凛とした新たな味わいに仕上がりました。
無有らしいやわらかくも力強い、米から感じるパワーも健在!その複雑で奥深い味わいをぜひお試しください。

原料米 | 滋賀県産無農薬米 玉栄 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +3.5 |
酸度 | 2.1 |
度数 | 16度 |
蔵元 | 冨田酒造 (滋賀県) |