夏酒ど真ん中!山廃純米 ひまわりラベルの登場です!!
平成25酒造年度より、「全量山廃仕込み」にて展開されていた日輪田シリーズですが
伝統技術の継承と、こだわりあるお客様により積極的に選んでいただくために、
令和2酒造年度より、「全量きもと仕込み」にチェンジすることになりました!
佐藤曜平くんのコメントで、わかりやすいものがあったので書き出しておきます。まさにそんなお酒ですよ。
私たちの考える理想のお酒は、外行きでは普段着のような感覚で、肩肘張らず気軽に楽しめる酒です。
高級料理店でワイングラスと共に楽しむ日本酒も魅力的ですが、普段は無造作に茶碗に注いで飲むような
日本酒の方が性に合ってます。例えるならば、たまに着るよそ行きのドレスよりも、毎日着られて心地のよい、
カジュアルでありながらも上質なティシャツのような酒を醸したいと考えております。
日輪田から、今年も可愛いひまわりラベルが登場です、日輪田シリーズの夏酒として位置付けですね。
名称はなんて言えばいいでしょうかね、もう独断で「ひまわりラベル」でいきましょう(笑)
「超速瓶燗火入れ」という独自の火入れ工程にて、できるだけフレッシュな状態を瓶内に閉じ込めています。
ブシュッとガスの抜ける音、爽やかな香りが漂います、このファーストアタックは日輪田らしさです。
微かなガス感を舌で受け止めながら、一口。比較的元気な酸が「こんにちは!元気?」と声をかけてくる。
とてもイケメンの爽やかさん、挨拶を交わしたらすぐに人懐っこい笑顔(甘み)ですぐに仲良くなる感じ。
香味のアフターに葡萄の果汁を思わせる香りが、余韻をまた綺麗に演出しているな~。
グラスに注いでから、数分経つと最初の元気良い酸味が一気に落ち着き、甘みが逆転してくる。
このあたりがこの酒の素顔なのだと感じる、実に旨い。いや旨すぎる。そして安すぎる。
夏を意識したラベルではありますが、ちょっとお燗も試してみてください。これがまた... 悶絶。
夏酒ど真ん中、あぁーー幸せな味わい。旨いぜ、日輪田!!

原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 | 吟のいろは |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.6 |
度数 | 15度 |
蔵元 | 萩野酒造 (宮城県) |