3年振りの登場!きもと仕込み特有の力強い複雑な香味が特徴!
創業は明治4年。代を重ね酒造りの歴史は130有余年。
酒名『天穏』は日蓮宗の経文から抜粋して命名した由緒あるものです。
“味と香りに生きる手造りの酒”をモットーに、原料の酒米は良質の五百万石、神の舞、佐香錦など
島根県産米並びに兵庫県山田錦米を使用しています。全国新酒鑑評会で過去9回金賞受賞蔵。
当地出雲は出雲風土記にもありますように、酒造りの発祥の地として松尾神社もあり、
出雲を代表する銘酒として多くの人に親しまれています。
蔵元より↓
今年は綺麗さと深さをもったフルボディテイストとなりました。
綺麗でボディ感・密度のある米の旨味と甘みとしっかりとした酸、少しの吟味、米麹の旨味が伸びていきます。
開栓直後、厚みのあるふっくらとした香りがぶわっと広がります。
ややトロみある舌触りに、力強い複雑な味わい。
きもとらしい力強く厚みのある味わいに、ほんのりと弾力ある米の香り、それでいてシャープなキレと喉越し。
雄町の味の強さや酸のある味わいとともにアルコール度数の強さと渋みでキレていく感じです。
生原酒としてかなりバランス良い酒だと想います。
飲み干したあとに深呼吸すると、甘酒のようなまったりとした甘いフレーバーが舞い戻ってきます。
この複雑な香味に魅せられて、ついつい盃が進んでしまいますが、
アルコール度数が18度と高いので、飲み過ぎ注意です!!
試飲にも関わらず、良(酔)い感じになってしまったのは内緒です…(笑)

原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 | 奥出雲産 改良雄町 |
精米歩合 | 70% |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 2.1 |
度数 | 17.5度 |
蔵元 | 板倉酒造 (島根県) |