ハッとしてガッとくる旨み これぞ舞美人の酸味
福井の地酒「舞美人」醸造元美川酒造場は、福井県福井市の東部に位置し、
1887年(明治20年)創業したが、1948年(昭和23年)の福井大震災により現存する1棟のみを残し、
酒蔵が全て倒壊。その後一時期の休蔵を乗り越え、6代目が蔵元となり手造りで醸しているお蔵です。
福井のすばらしい自然と恵を受け、地元で取れる酒米を仕様し造られ、木槽(きぶね)で搾られます。
手間と時間が多くかかりますが、納得のいく酒の為に一切の妥協無し。
年間石数100石とかなり少ないですが、1本1本丁寧に仕込まれたお酒は、他では味わえないお酒に。
コアな舞美人ファンのみなさまお待たせしました~!
「きもと純米」、入荷ですよ~
蔵元よりコメント↓
きもとは2~3年熟成させてからが本領を発揮すると言われますが、
今期のこのお酒は約半年の熟成でもバランスがとれて旨味も抜群です!ぜひお試しアレ!
香りは舞美人らしい、柑橘系果物を彷彿とさせる酸たっぷりのフレーバー。
しかし一口含むと、ぶわっと襲い掛かる濃醇な米味。
無濾過生原酒ですが、この時期までしっかりと熟成し、コクあるどっしりとした旨味が感じられます。
酸味という輪郭の中で、甘・旨・渋といったさまざまな味わいがそれぞれ主張してきて、
中盤から後半にかけてそれらが深く混じりあうという…
ものすごく複雑です!いわゆる“きもと”らしい、複雑な香味のテクスチャーとなっています。
そしてお燗です。蔵元も一押しの熱めの燗を試してみました。
う、美味い!!お客様が近くにいるのに思わず唸っちゃいました(笑)。
舌、口内、食道まで、全力で酸味と旨味を感じているのがわかります。
酸味も冷やで感じた柑橘系のものというよりは、厚みをました酸味というか、
味わいの輪郭が強調され、パンチ力が跳ね上がりました!
カラダの芯からじんわり温まる、というか、熱い!(笑)
蔵元がオススメする理由が、なんとなくわかった気がします!!
我々スタッフも大絶賛!!これ、旨すぎです!!
ストレートはもちろん、ロックでもソーダ割でも、もちろん熱めの燗でも、いろいろと試してみてください!
絶対楽しいですよー!!
原料米 |
自社田産山田錦、五百万石 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
+3.0 |
酸度 |
2.9 |
度数 |
18度 |
蔵元 |
美川酒造場 (福井県) |