Maison Aoi Farmer スタート!
創業160年以上の歴史がある新潟県長岡市の酒蔵・高橋酒造の経営を青木里沙新社長が2024年9月に引き継ぎ
次の100年につなげるブランドを育てるべく新体制でスタート。2025年2月に社名を葵酒造へ変更。
契約農家の方と共に田と米の特徴を日本酒に落とし込む圃場別シリーズ
Maison Aoi Farmer
契約農家とともに、土地とお米の個性を醸す「Farmer」シリーズ。
同じ蔵、同じ造り手が醸しながらも、米を育てた人と風土の違いによって、酒の表情は大きく変わります。
契約農家の方々との関わりを通して、土地と農家の個性を感じられる日本酒を生み出すこと。
それがこのシリーズの目的です。あまり磨かず、お米のポテンシャルが最大限生きるように、一本一本丁寧に醸します。
TSUBAME FARM 新保(しんぼ)-五百万石
TSUBAME FARMは、八代にわたって長岡市三島エリアで稲作を中心にえだまめや花きの栽培を行ってきた家族農家です。
8代目の燕 潤輝さんは、東京農業大学で農学を学び、在学中から各地の農園で研修を重ねた後、地元・三島へ戻り、
本格的に家業としての農業に向き合い始めます。
「量よりも、顔が見える相手にちゃんと届くものを」という考え方を大切に、オーガニックや慣行といった
枠組みに過度に縛られることなく、届けたい相手が求める味や文脈に応じて、最適な選択を積み重ねています。
潤輝さんは、都市部からの農業体験ツアーの受け入れや、自身の言葉で農の営みを綴るZINEの発行など、
農業を表現として三島の魅了を伝える活動にも力を入れています。また、冬の間は葵酒造の酒造りに蔵人として参加してくれており、
「自ら育てた米を、自らの手で醸す」という循環を実践しています。
彼の育てるお米は葵酒造のメンバーも大好きで、みんなで食事をする時にもよく使わせていただいています。
と蔵元が語るように、燕くんはしっかりとした軸となる考え方を持ち実践、本当に好青年!!
しかも与板町の本店より、車で3分くらいのところにTSUBAME FARM(新保)があります。
こんなに近くに熱い青年がいたとは、、、 この出会いも葵酒造さんとの出会いがなければ出会ってないですね。御縁に感謝です。
新保という土地について
新保という地名は、かつて沼地や湿地を切り拓いて生まれた「新しい土地」を意味し、水と向き合う営みの歴史を今に伝えています。
空と山が一直線につながるような開放的な景観が広がり、季節の移ろいを遮るものがない、とても気持ちが良い場所です。
春には水を張った田が空を映し、夏には稲が風を受けて一斉に揺れ、秋には収穫を迎え、冬には一面が静かな雪景色に変わります。
田植えから稲刈りの期間だけでなく、一年を通して、一枚一枚の田んぼの状態を細かく見極めながら管理を行っているとのこと。
面積を広げて効率を追うのではなく、田ごとの個性や変化に応答する農業。
その密度の高い向き合い方が、この土地の風景と相まって、TSUBAME FARMならではの圃場環境を形づくっています。
醸造責任者 阿部から見た「Maison Aoi Farmer 新保 - 五百万石」
醸造の過程を通して感じたのは、TSUBAME FARMの五百万石はとても元気で活発、
どこか自由奔放な印象を持ったお米だということです。吸水も調子よく進み、しっかり吸っている
と思ったら、
急にさらに吸ってみたりと、こちらの想定を少し超えてくる場面もありました。
正直なところ、扱う上で少し苦労する部分もありましたが、麹造りに入ると温度をどんどん引
き上げてくれ、
結果としてとても力のある、しっかりとした麹ができたと感じています。
発酵の様子を振り返ると、終始、育て手である燕さんの姿が頭に浮かぶような醪だったよう
に思います。
一見すると明るく、勢いのある発酵ですが、その奥にはしっかりと考えられた芯があり、陽のようでいて、どこか陰も感じさせる。
そのバランスこそが燕さんの魅力であり、お酒にもきちんとその「節」が表れています。
香りはしっかりと立ち、口に含むとまず明るい香りとともに甘みが広がります。
第一印象はとても開けていて、どこか陽の気配を感じさせるのですが、飲み進めるにつれて、
渋味と旨みが静かに余韻として残り、気づけば少しずつ内側へと引き込まれていく。
そんな、陽から陰へと自然に移ろう表情を持った一本になったと感じています。
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立ち香はMaison Aoiらしく、落ち着きある印象、スッとそよ風のように吟香が駆け抜ける。
口当たりはやはりグラッシーで、磨き込まれた鏡のようにピカピカ!ツルンとすべりのよい質。
五百万石らしく、小粒な酸味がキュキュキュと散らばっており、飲み口からフィニッシュまでキラキラ。
すこーし甘みが載ってて気持ちが良い。先入観あるかもだけど、生産者である燕くんの人柄がそのままの酒だ。
清潔感と透明感、人懐っこい笑顔が似合うMaison Aoi Farmer 新保!顔の見える米で造る酒は特別なのだ!
やはりここでも言わせてほしい、阿部龍弥は天才だ!
| 原材料 |
米(国産)・米麹(国産米) |
| 原料米 |
新保 五百万石 |
| 精米歩合 |
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| 日本酒度 |
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| 酸度 |
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| 度数 |
13度 |
| 蔵元 |
葵酒造 (新潟県) |