漫画「居酒屋まるよ」ラベルのスピンオフの謙信登場!
また先輩の酒屋さんとタッグを組むことになりました!
その酒屋さんは、新潟県糸魚川市にあります、マルエス酒店 斉藤さんです!
マルエス酒店×カネセ商店、大人が全力で遊んで楽しむことが好きな二人。
斉藤さんとはいろんな銘柄を仕掛けて来ました、二店舗なので好き勝手出来て楽。
10分の電話で面白い酒のアイディアが出て、「じゃ、それでいこう!決まり!」みたいに決まったりします。
そんな斉藤さんと二人で最初に仕掛けたのが、今では全国に特約店が増えた「山間」です。
スタート時は、マルエス酒店さんとカネセ商店のみ。鬼山間作ったり、ラッキー山間作ったり、
蔵に行って直汲みを汲んだり、蔵の秘密基地で作戦会議したりと、ただ楽しんだだけ。(笑)
今、全国に何件特約店あるのだろ?わかりません(笑)でも、広がることは良いことですね。
その次は、マルエス酒店のお膝元の池田屋酒造さん、そう!「謙信」の醸造元です。
池原社長と斉藤さんは幼馴染なので、色々と相談に乗ってくれて、第二弾は謙信に決定。
蔵に行って直汲みを飲むとまたラムネ感があってうまい、山間同様に直汲みでお願いしました。
その当時、謙信のロゴは髭文字タイプが主流だったので、わかりやすく斉藤さんと新しい謙信ロゴを模索。
そして今流通してる、謙信ロゴを作成。そのロゴは、斎藤さんの後輩の月岡さんに書いてもらいました。
そして目立つように箔押しにし、種類別に色分けも行いました。
こちらもマルエス酒店さんとカネセ商店の二店舗でスタートしたのですが、いつのまにか全国に広がってました(笑)
その後は、謙信の定番酒の無濾過バージョンの謙信ハイスタンダードや、特別本醸造の直汲みバージョンの
バージンビートなども発売しました。(今も毎年販売してます)
そして第三弾は、またもや謙信です。池田屋酒造さんの蔵人のしょうごくんが作る酒米を使用してます。
今までの謙信のレシピとは大きく異なり、良い意味で謙信らしくない仕上がりのお酒が完成。
試飲して、すぐに斉藤さんと電話。これうまいですね、いいですね、新しい謙信だね!と電話越しに盛り上がりました。
そして、ふと思い出す。
その昔「実在ゲキウマ地酒日記」という漫画に、マルエス酒店さんと、カネセ商店を書いてもらったなと。
漫画内に斉藤さんと菊口、登場してます(笑)漫画もおもしろく、日本酒に合うアテのレシピなども掲載されてます。
その漫画家さんの、須賀原洋行さんに「その節はお世話になりました、また二人で謙信で遊びます!」と伝えたら...
「あの時は楽しかったです。もしよろしければ、前みたいにイラスト描きますよ。」と...。
え??ほんとですか?(嬉)
すぐに斉藤さんに連絡したら、斎藤さんも「それは是非是非」ということで、
今回の謙信のラベルは実在ゲキウマ地酒日記の漫画家の須賀原洋行さんから描いてもらうことに。
内容は須賀原さんの謙信のイメージをメインでお願いしましたら、
「今回は拙著“居酒屋まるよ”のまるよさんの武将バージョンみたいなのをイメージしております」と。
まるよさんが甲冑を着て、謙信を飲んでるラベルとなりました。か、か、かわいい...
「居酒屋まるよ」を読みつつ、飲んでもらえると嬉しいです、今後また僕ら田舎の酒屋が登場するかも?!
さてさて、改めて試飲です。
香りは静か、少しラムネ感ある香り。
巨峰のような甘みある味わい、ふっくらとしたボディ、少しライチっぽい感じ。
膨らむ味わいは、重くなく引きが早い。フルーティーで伸びがあり、引きが早いのに果実感ある余韻が気持ち良い。
酸味もほどほどで、甘みに溶け込んでいる感じで、距離感がめっちゃ良い。
旨味を感じつつ、後半までの流れがとてもシルキーで、飲めば飲むほど、巨峰感を感じる。
これ、今までの謙信にないニュアンス、このレシピは今後の新しい謙信のカテゴリーで良いと思います。
そうか、、、 謙信はこのスタイルに辿り着いたのか、、、
そしてこのコスパです、原価計算あってないんじゃないかと不安です(笑)
是非、新しい謙信の味わい、お試し下さい。
原材料 |
米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 |
非公開 |
精米歩合 |
非公開 |
日本酒度 |
非公開 |
酸度 |
非公開 |
度数 |
17度 |
蔵元 |
池田屋酒造 (新潟県) |