圃場別シリーズの原点!圧倒的優等生地域!
当店があります長岡市より車で約40分に位置する柏崎市に蔵を構える、阿部酒造さん。
柏崎の名山、米山より湧き出る水と、地元で収穫される酒米を使用して造られるこだわりの蔵元。
お世辞にも大きいとは言えない年間石数、また設備も必要最低限のものしかなく、手作業の仕込みを行っている。
柏崎を含む柏崎刈羽地域は、海沿いから里、山沿いと景色がさまざまで、田んぼのある景色も場所によって全く異なります。
このかけがえのない景色を守るために酒蔵としてできること、それこそが農業であり、地元のお米をたくさん買って酒に変換していくこと
それを続けることで、地元農家さんも米造りを続けられ、景色も守ることもできる。
それをなんとか酒で伝えることは出来ないか、と考え取り組んだのがこの「圃場別プロジェクト」です。
圃場別の酒造りを行い地元を活性化、土地ごとの色を出そうと動きだしたプロジェクト!
この「野田」は、阿部酒造から内陸へ車で20分ほどの、小清水地域に負けず劣らず「スーパー限界集落」エリア!
でも、ここに蔵を移転したい!と心底思えるほどに素晴らしい土地!と裕太氏。
なだらかな盆地地形が後代に広がり、土壌は粘土質で代かきがしやすく、冬季は平均積雪1.5-2mで4月ころまで残る豪雪。
他の「圃場別シリーズ」の圃場とくらべてきわめて王道な「米処」らしい場所、景観も素晴らしい!
そして、この野田地域で米作りを行っている若きファーマーが上杉氏。
実は同じ「圃場別シリーズ」の海に一番近い圃場「上輪新田」でも米作りを行っており、繁忙期は片道40分かけて行き来しているそうです…汗。
2年前から作付けを開始し、ようやく単一で使えるようになり、一歩一歩米作り、土地再生が進んでいます。
野田地域で栽培するのは新潟県産オリジナル酒米「越淡麗」。
それを精米歩合80%で、きもと仕込みにて醸します。
全体的にクリアで小粒の酸味が心地良く、その分越淡麗特有のふくよかな旨味がより際立って感じられます!
それでいてアフターもスッキリ爽やかで、従来の「あべシリーズ」とはまた違った「酸」が楽しめます!
同じ酒米でも圃場が違うだけで、こんなにも味わいが変わってしまうものなのか、と思わず唸っちゃいました(笑)
こちらの商品の売上げの一部は野田地域の圃場を整備するために寄付されます。
皆さまの一杯が、明日の野田地域をつくります。みんなで盛り上げていきましょう!

原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 | 柏崎市野田産 越淡麗 |
精米歩合 | 80% |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
酒母 | きもと仕込み |
度数 | 15度 |
蔵元 | 阿部酒造 (新潟県) |