英君の純吟シリーズ、“バランス”担当、紫の英君!
明治14年に望月酒造店として開業。
その年、日英通商条約締結の年であったことから、徳川の英いでた君主にあやかり酒銘を「英君」と名付けました。
品質第一を掲げ、創業当初から全国各地の酒米を探し求め、酒造りに励みました。
また県酵母であります「静岡酵母」をうまく使い、爽やかでありながら、旨味を感じる美酒を作り続けてます。
英君の純米吟醸シリーズは、ラベルが原料米毎に色分けされています。
今回は、一緒に入荷してきた3種類(五百万石、備前雄町、山田錦)を贅沢にも同時に試飲させてもらっちゃいました。
こちらは、山田錦を使用して造られた純米吟醸酒(一度火入れ)で、ラベルは紫色となります。
瑞々しく葡萄のような甘旨味がしっかりと感じられ、他の純吟シリーズと比べてジューシー感が飛び抜けています!
それと同時に舌の両脇をキュキュッと締め付ける心地よい酸味、そしてわずかな渋み。
これによりアフターはスッキリ爽快に!ほんのり甘い香りを残しながらシャキッとキレていきます。
この緩急織り交ぜた配球(笑)、メリハリある質感、飲んでいてすごく楽しいです!全く飲み飽きない!
トマトソース等の酸味の効いた料理とものすごく合いそうです。
少量のバジルを効かせた野菜たっぷりのミネストローネ、今とっても食べたいです!(笑)
是非ともいろいろ試してみて下さい。
色違いの純吟シリーズを飲み比べてみるのも楽しいですよ!?

原料米 | 兵庫県産 山田錦 |
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | -1 |
酸度 | 1.6 |
度数 | 15度以上16度未満 |
蔵元 | 英君酒造 (静岡県) |