約6年ぶりの復活のYANMA13%!!
山間を醸す新潟第一酒造は新潟県上越市にある蔵。
なかでも人気銘柄の山間(やんま)は山間(やまあい)の米で山間(やまあい)の蔵が醸す酒として
理想の味をとことん追求して平成19年にようやく完成、市場へと出ることになった銘柄です。
満を持してリリースされた山間はいわゆる新潟らしい淡麗辛口ラインとは違い、
果実のような香りと甘みあるフレッシュな味わいが特徴です。
それもそのはず、山間ブランドの全てが亀口直詰の中取りなんですから!
先日も、武田社長と一杯やりながら、今後の米のことなど話し合いましたが、
価格も深刻ですが、数量も大きな問題であり、今日本酒の危機です。
ここを乗り切るためにも、山間含め、日本酒の応援を宜しくお願いいたします。
さて、今回のこのYANMA13%は、約6年ぶりに仕込まれた低アルコールの山間です。
今期はとにかく米が硬く溶けが悪かったそうです、溶けが悪いということは上槽すると粕歩合が高くなり、
原価が上がってしまいます。でもそこで粕歩合を低くすれば、理想のお酒とはかけ離れる。
ここは、造り手のぶれてはいけないこだわりです。
13%というアルコール度数の日本酒は珍しくなくなってきましたが、この山間も軽いながらも旨味が楽しめる仕上がりです。
この造り込みはさすがだなと感じます。少し酸味もあるので、更に爽やかさが増してます。
是非このスピンオフ的な山間をお楽しみ下さい、夏にもぴったりです。

原料米 | 五百万石、こしいぶき |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
度数 | 13度 |
蔵元 | 新潟第一酒造 (新潟県) |