クラシックシリーズの亀の尾、 これからの日本酒の一つの形だ!
蔵元より
仙禽はすべての原料米に対してドメーヌ化を行いました。
蔵に流れる地下水(仕込み水)と同じ水脈上にある田圃だけに限定し、原料米を作付けします。
仙禽にとって、その米と水は最良のマリアージュを約束します。
そしてクラシックシリーズは早期の火入れ処理を行うことによりクラシカルに、早稲の品種「亀の尾」と
超軟水であるテロワール仙禽の水の特性を生かし、低アルコールを実現する事によりモダンに、
そうじてナチュラルな味わいを追求しました。
26BYが始まる直前の9月頃に、家族で当店へお越し頂きました。
その時も色々とお話をさせていただきながら、当店の現状も踏まえて1年間、気持ちを熟成させました。
そして薄井社長の考えるスタイルを聞きに行ってきました。
これからのスタイルの一つを突っ走ってる姿、かっこいいです。僕の考えている事ともリンクしてるので分かりやすかった。
そして微力ながら、チーム仙禽に加わらせてもらう事になりました、よろしくお願いいたします。
30BYより、モダンシリーズは「速醸」仕込み、クラシックシリーズは「きもと」仕込みに統一されました。
これによりクラシックシリーズはライトで瑞水しく美しい仕上がりとなり、両者の違いがより明確になりました。
さて、クラシックシリーズの亀の尾です。この亀の尾がまた素晴らしいね。
職業柄、いろんな亀の尾の日本酒を飲んできましたが、断トツのナンバーワン!!
秋田の新政と同じく、原酒で15度の落とし所。柔らかい酸味と甘みのグラデーション。
タッチが軽く伸びる質感、何と言ってもこのトリッキーな酸が気持ち良すぎる、次の盃を急がせる。
しかしなんて口どけの良い全体像なんだ、美味しい、只々美味しいという言葉しか思い浮かばないのである。
そしてこの軽さでありながら、存在感が半端じゃない。静かだが、エネルギーが凄いのだ!!
是非、この感動を味わってみてください。旨すぎて、コメントが出ない。ただ唸るだけ...
原料米 | ドメーヌさくら・亀の尾(80%)・山田錦(20%) |
精米歩合 | 亀の尾50%、山田錦60% |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
度数 | 15度(原酒) |
蔵元 | 株式会社せんきん (栃木県) |