皆さんの手で田植え&収穫された米をおろそかにする訳にはいきません。他の米と混ざらないように、醸造元へ直接搬入します。そして約50%まで米を磨き、20日間・米を枯らします。
 精白してすぐの米は、磨かれた熱で水分が飛んでいて仕込みに向きません。20日かけて、水分を戻してあげるのも大事な「こだわり」のひとつです。そして、気温の低い・雪が降って雑菌の少ない空気の日にあわせて、仕込みをスタ−トいたします。

★酒造好適米『一本〆』
とは?
 昭和20年に、「五百万石」(母)と「豊盃」(父)を交配させて、新潟県の農業試験場で生まれた米です。
 「新潟酒28号」という名で育成され、平成5年に新潟県の奨励品種となり「一本〆」と命名されました。
 早生で、丈が短く苗が太いのが特徴。
 「心白」が大きく、お酒を造る際に必要な栄養素をタップリ含んでいます。
 そのため、35%や40%まで精白しなくても、吟醸造りが可能というわけです。

植酸栽培で作りました! 酒米「一本〆」          .


★与板町と酒造り
 与板町には、残念ながら蔵元がありません。しかし過去には、割元庄屋・新木家(良寛の父の実家)が、「白菊」という名で酒造りをしていたという記述があります。与板藩邸の付け届けには、この「白菊」が使われていたそうです。そのほかにも、数件の造り酒屋が存在したという記述が残っており、なんとか「与板町」での酒造りが復活できないものか?と考えております。
 
 まず私たちは、
 【与板の米】 【与板の水】 【与板の人】での酒造りを実現させようと考えております。
 
 【与板の米】
 今回、与板・堰ノ入地区で、植酸農法による、安心・安全な酒米「一本〆」の栽培&収穫に成功しました。

 【与板の水】
 平成14年、都野神社(八幡宮)坂下に井戸を掘り、豊富な水源を確保。『水天蔵』と命名いたしました。
 水質検査を実施し、酒造用としての基準をクリア。酒造りの一部に用います。
 「水天蔵」は、住民の皆様の生活用水としてご利用いただいております。

 【与板の人】
 「さとやま」のお酒は、与板町在住・吉岡孝太郎杜氏の技によって醸されます。スタッフの多くは、与板町の方々で構成されており、《与板町の酒》が完成したと言っても過言ではありません!

酒造りの模様(2004年2月)
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